Nanna Satchaの半生記

Nanna Satchaってどんな人⁈ということが少しでも伝われば…と思って
ちょっと長いですが、書いてみました。


東大法学部卒の父と早稲田文学部英文科卒の母の間に生を受け
親ばかりでなく、一族全てが超一流の学歴を持っているという環境で育ち、
しかも、父を含め母方の祖父、伯父たちはみんな某大手電機メーカーで
後に全員取締役以上のなっているという…
父方の一族は教育者が多いし。
(これを説明するだけでも、すごく時間を割いちゃうから、端折りますが、このバックグラウンドはちょっとだけ大事なので、あえてちょっとだけ言及)

そんな家庭環境は厳しいかと思いきや、
おおらかにのびのびと育ててもらい、
また、 一族一同稀にみる仲の良さがいまだに続いているという
ある意味恵まれた環境ではあるのだが…

小学校でのテストは開始10分で見直しまで終わってしまい、
体育が「普通」以外は全て「よくできる」という成績表。
常に学級委員やら班長やらに立候補。とにかく仕切りたがりだが
「連帯感が無い」と寸評に書かれている
けれども、男女分け隔てなくそれなりに遊べる少女時代。 

そんなわけで中学受験し、
日本でおそらく一番東大生を排出する女子校に入学するも、
ここに大きな挫折が待っていた。 

まずは、入学したての学級委員決め。
こんな輩ばかりが入ってくる学校だもの、
同じ塾に行っていた人数が多い人が票を集めるに決まってる(笑)
敢え無く敗退。
そして、程なく、担任の女性教諭(当時40代後半?)のターゲットとなり、
友達にも顕著にわかるようなあからさまないじめを受けていたことにより、
心身に変調が現れる。 

毎朝おなかを下し、遅刻ギリギリで通う毎日
通学途中のすべての駅のトイレの場所を把握していたことは自慢(笑)
ついには、う〇ちを通学途中に漏らしてしまうということもあった
今で言ったら、おそらく過敏性腸症候群だったのでしょう。
偏頭痛や微熱などで保健室にもよく寝ていた。
今で言う保健室登校の一歩手前。
顔面麻痺やら不定愁訴
朝起きられなくて、たまに休んで一日寝ていたり、
異常な汗のかきかたしたり…
完全に鬱でパニック障害だったのだけれども、
当時はまだ精神疾患などはそんなにメジャーに扱われていなかったため、
自律神経失調症とは言われたものの、
知識もなかったので、まともな治療はしていなかった。 

それなのに、自分の中に登校拒否という選択肢が無く、
なぜか、行かなくてはいけないという風に思っていた。
誰にも理解を求めることをしていなかったかも。
だから、出席日数が足りなくなるということはぎりぎり逃れていたのだろう。
どうにかこうにか、授業にはギリギリついて行っていたのか、
6年を過ごし、
高3の時には、選択で取っていた小論文の担当が、中学1、2年の時の担任だったが、
小論文だけは得意で、中学の時が嘘のように、とっても気に入られていたという…
実は、中高6年間の記憶は、断片的にしか残っておらず、特に勉強に関しては他は全く覚えていない。

ずいぶん経って、大人になって、
彼女(教師)は当時更年期なうえに、舅の介護も重なり、
また、教師の中でも外様だったので(卒業生ではなかったから)
いろいろ教師間でもあったらしく、
致し方なかったのだろうなぁと、
私の中では納得も行き、全く恨みもないし、
その経験があったからこそ産まれた価値観があっての今なので、
むしろ感謝している。 

その後、行った大学は志望していたところでもなく、
不本意ながら入学したところだったので
(この話は、また長くなるので端折ります(笑))
大好きなイギリスに行くのはまさにここだと思い立ち
(なぜ、イギリスが大好きになったのかも話すと長くなるので、端折ります(笑))
二十歳の時に語学学校ではあるけれど、イギリスへ単身留学する。
斡旋業者等あるのを知らないから、
留学に関する本を買ってきて、そこに書いてあった通りに
ここは!と思うところに問い合わせ
資料を送ってもらい、学校を選び
入学手続きをして、授業料を振込
航空券もどうやってとるかわからなかったが、
色々調べて、当時は格安航空券なんてものもあまりなくて、
南周りが比較的安いから、それでも、色々経由地やら国の印象やらを考えて、
一番安心できそうな、航空会社を選んで、
そこの支店に直接出向いて、航空券を買ったりした。
そして、イギリスに行ったら、夏休みは日本人が増えるから、
その間はイギリス一周とヨーロッパのヘルマンヘッセをたどる旅を計画し、
(なぜ、ヘルマンヘッセかはまた別の話(笑))
イギリスの地図と、ヨーロッパの地図に、
トーマスクックの時刻表を 毎晩のように眺めながら計画を練っていた。
なんてことを経て、イギリスでは本来の自分のままで、
毎日充実しており、
当初目標としていた英語の試験も、 予定より半年早く合格してしまって、
順調にレベルを上げていったので、
1年の予定で行ったのだが、親に交渉して半年伸ばし、
欧州では英語教師の資格となれるという日本人には難関といわれていた
その試験の最高レベルに挑戦し、ちゃんと合格して帰ってきたのである。

この経験は、自分には価値があると自信を持つための一つの大事な体験であったことは間違いない。
1年半のイギリスでの生活の記憶の方が、中高6年間の出来事の記憶よりもたくさんあると思う。

帰ってきてから就職し、
はじめの仕事は残業もきつく納期仕事だったので、
結構神経すり減り、
一週間で8㎏体重が減るというような経験もあった、
その後大体2年くらいのスパンで色々な理由でライフスタイルに合わせて仕事を変わっているのだけど、
不思議と円満退社で、次の仕事にスムーズに移行していけるのだ) 

25の時に小学校の同級生と結婚して、程なく出産、年子で3人
目まぐるしい子育ての中、仕事もしていた。
そして、
旦那さんは良い人なのだが、 当時はまだ若くて、
けんかすると口より手が出てしまいがちな人で、
まあ、大変だったけれど、
なぜか、実家に帰るということが出来なかったんだよね…

でもって、まあ色々ある中、
いい人たちかと思っていた姑と小姑とひと悶着あり、
突発的に決めた引っ越しやらがあって、
気(エネルギー)を変えたことで、
旦那さんがあっちより私たち家族を選んでくれて、
ネガティブな縁を切り、
そうしたら、夫婦関係は、暴力もなくなり、
喧嘩などはありつつも、 話し合いができるような関係性に変わったのでした。

子育ての疲れやらで何度か自律神経をやられてはいたんだけれど、
ライフスタイルに併せて仕事が変わっていく中でも色々あって、
ついに、結婚して15年目くらいの頃にその当時の職場の上司がきっかけに
完全にパニック障害とうつ病を発症(実は再発?)し、
家族の理解が必要と思ったので、旦那さんと共にメンタルクリニックへ行き、
先生からちゃんと説明してもらって、診断書も書いてもらい、
仕事を辞めて、そこから3か月間、旦那さんと子供たちの理解と協力の下、
布団にもぐって寝たきりになるのでした。

うつ状態で、思考が不明瞭な状態の中、
猫を3匹飼っていたにもかかわらず
犬を見つけてきて、黙って飼いだしてしまうという暴挙に出たのですが、
その子のおかげで、徐々に外に出て、社会復帰ができるようになったのでした。

なんとか、鬱から明けて、社会復帰し、 外で働きながら、
スピリチュアルなヒーリングセッションなどを したりもしていたのですが、
(スピリチュアルとの出会いもまた別の話(笑))
タイミングではなかった
今ではわかるのですが、
スピリチュアルなことはしばらくお蔵入りにして、
外で働きながらも、子供たちのサポートをする日々を送りました。 

そんな中、今度は潰瘍性大腸炎を患い、そして線維筋痛症も発症し、
それらの病気と付き合いながらの日々が始まりました。 

途中成り行きで流されるまま石川県に移住して、
しばらく夫婦円満別居をしていたり、
その間、メディカルハーブの勉強したり、ヨガのTTを取得したり、
孫が2人出来たりして、
(あ、ちなみにNannaとは、おばあちゃんってことです(笑))
そのまま石川県に住もうと思っていたら、
また、成り行きで東京に帰ってくることになり、
薬草魔女の勉強(思い出す作業)をして、
今に至るのです。

冒頭に書いたように、恵まれている家庭環境と思われるのだけど、
そんな中のブラックシープ(はぐれ物)な感じで、
仲はいいんだけど、一族の誰も本当の私は理解できてないんじゃないかなという思いで
ず――っと浮いているように感じてきたのですよ。

かなり端折って私の半生を書いておりますが、
なぜ、こんなことを書いているかというと… 

こんな人生を送っている私だからこそ、
共鳴して お伝えすることが出来ることがあるのではないかと思うからです。

書いてないところにも、様々な業界での職場経験をしてきて、
様々な出会いと盛りだくさんな体験をして、
その中で、人の波動を感じて読み取る(予測する?)
そして、受け入れるということを 自然としてきました。
どのような状態も、冷静に見つめてきました。 

そして、全ての体験が、私にとっては必要な体験であり、
それらがあったから、今の私は笑っていられると思うのです。
幸せだと思えるのです。
もちろん、怒ったり泣いたりは、今でもしょっちゅうしています。
それらも含めて、自分であるし、
怒っても喧嘩しても、幸せであることには変わりはないのです。

そういう風に思えるようになってから、
自分自身のエネルギーも気持ちいいものになってきたように思います。

少なくとも、私自身の体験を通して、
自分のことを見つめてエネルギーを修正していくというコツは何となく体感してきたつもりです。
だからこそ、窮地に陥っている方、
自分を客観的に見ることが出来ず負のスパイラルに落ちていきがちな方、
自信を持ちたい方、幸せになりたい方、
色々な方のサポートができると思っています。

Mystic Space Noah

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